「熨斗瓦」って、何て読むの? 一体何なの?
屋根の面と面が合わさる一番高い部分を「棟(むね)」といい、そこには、「熨斗(のし)」と呼ばれる瓦が使われる。「のし」は割って使われるため、割りやすいように、切目がつけられている。熨斗とは進物に付ける熨斗(のしあわび=あわびの干物)からきており、大切な家を火災から守るため高級な海の幸に見立てたものを棟の上に置いたものだろうか。