「鎬桟」。日本刀にちなんだ珍しい瓦です!さて、何て読むでしょう?
「鎬桟」→「しのぎざん」と読みます。
日本刀のこの部分にちなんでつけられました。
刀のようなキリッとしたフォルム!
日本刀のシノギのような曲線と直線をとりいれたフォルムは桟山が
三角形に尖っており葺き上がった屋根にシャープな陰影を映します。
通常の桟瓦。山が丸みを帯びています。
鎬桟瓦は山が鋭角でシャープな印象!
地域性のある瓦で、高知県などで良く見られる瓦です。
古い屋根を見ると鎬桟!って事もあるかもしれません。
町並みを見るときには、桟瓦の形状にも注目してみましょう。