玉ねぎが美味なのは瓦屋根のお陰!?淡路島の玉ねぎ小屋に瓦屋根を葺くとおいしいタマネギに!?
タマネギ小屋って?
淡路島にしか見られないと思います、玉ねぎの吊り小屋貯蔵。この小屋で自然の風を利用してゆっくりと乾燥させられ、甘味をより一層増していくとともに、色艶も際立たせます。
今は、鉄骨造のスレ-ト葺きの小屋が主流になっていますが、画像のような昔ながらの木造瓦葺きの小屋も現存しています。瓦屋根の方が長持ちですし、玉ねぎの為にも良い環境になるそうです。
タマネギがおいしくなる理由とは?
収穫が5月下旬の中生種の一部と6月上旬~中旬の中晩生種が「つり玉」と呼ばれてこの小屋で自然乾燥によって保存され、さらに8月を中心として冷蔵されます。
表面がパリパリに乾燥した、おなじみのタマネギがこのタイプで茎葉が枯れると呼吸量が急速に低下し、40~60日ほどそのままの状態が続くという「休眠」現象を利用して保存されているそうです。
淡路島を旅する際には、今ではレア?な、瓦屋根のタマネギ小屋も探してみて下さいね。